ラタトゥユラタトゥユトマトホール缶利用の煮込み系その2。 基本的に夏野菜ばかり使うので夏に作る。 煮えたてを食べるより、煮てから6時間後とか一晩とか経過した方が味が馴染んで美味しい。 あらかじめ作っておいて冷蔵庫で冷やし、前菜にするのも。野菜を小さめに切って作って冷やしたものはトース トの上に乗せてブルスケッタ風にしたり、冷製パスタのソースとしてバミチェリのような細いパスタと合わせた りに使える。残り物の冷えたラタトゥユを温かいご飯の上に乗せてみたら、これも結構いけた。 材料(うちの直径20センチ、2.5リットル弱のル・クルーゼで作りやすい分量) にんにく 中3かけ たまねぎ 大1個 茄子 3~4本 ピーマン(緑一色でもパプリカでも) 緑ピーマンの標準サイズなら5個、大きいパプリカなら3個 ズッキーニ(なければ見た目が似てるきゅうりで代用しても) 大2本 トマトホール缶 1缶(総量400gくらいのもの) オリーブオイル 白ワイン 塩 胡椒 オレガノ バジル タラゴン 加えるハーブ類は生ハーブに越したことはないが、なければ乾燥でも。 何種類も入れなくても、オレガノさえあればそれっぽい味になる気がする。 作り方 前準備 にんにくは包丁の側面や瓶の底で潰してからみじん切り。野菜は一口大の乱切り。 お行儀よく整然と切らない方が表面積が増えて味の染み込みが良い、と思う。 ホールトマトもやや大きめの一口大(一個を3分割くらい)に切る。トマトが浸っていたジュースも使う のでとっておく。 1.冷たいままのフライパンにオリーブオイル小さじ2杯前後とにんにくを入れ、火をつける。にんにくの香りが 香ばしくなってきたあたりでたまねぎを加え、油が全体に回る程度に軽く炒めたら煮込み鍋へ移す。 2.茄子、ピーマン、ズッキーニもおのおの一種類ずつ油が回る程度に軽く炒め、順次煮込み鍋へ。 3.最後に煮込み鍋にトマト、缶に残ったトマトジュース、白ワイン1/4カップ程度と塩を投入。塩は薄味が好きで も小さじ1杯強は入れた方が味が締まって良い。汁気が8割方飛ぶまで強めの中火で煮込む。 4.胡椒とハーブを好みの量入れる。味を見て薄いようなら適宜塩を追加。 注 好みで刻んだベーコン(もちろんパンチェッタでも)を加えたり、食事のメイン料理にしたい時は小麦粉をま ぶしてフライパンで焼き色をつけた鶏肉を加えて煮たりしても。野菜の水分量次第で煮込み時間が随分変わる ので、これも焦げ付きに注意。 |